取手に代わり手指に伝わる温度を下げる方法として、最初に熱伝導率の低いゴムやシリコンをホールド部に巻き付けることを考えた しかし、やはり焼き物として完結したいと思い、ホールド部と熱い飲み物とを離すやり方、つまり上図の様なイメージのフィン構造を追求することとした
大阪の特許事務所に調査を依頼した結果、国内では類似の事例はなく特許取得の可能性ありとの回答だった 従いやはり業界初、国内初の試みであることを何となく確認したが、研究開発は失敗の連続だった
温度低減効果は十分だが成型が上手くいかない ⇒ 成型は出来そうだが温度が十分下がらない ⇒ 何とか両立させたら人に優しくないトゲトゲのデザインとなってしまった(上の写真) ⇒ 人に優しいイメージのデザインに変更(例えば8角から12角への変更、還元焼成から酸化焼成、全面涌掛けなど)